プラハ公演2019


チェコ共和国プラハ公演2019

善久(Zenkyu)が指揮をする「善久(Zenkyu)オカリナ合奏団(Zenkyu Ocarina Group)」の公演が2019年6月10日に開催。

< 日本・チェコ共和国プラハ親善コンサート>


 世界遺産の美しい街、チェコ共和国プラハのルドルフィヌム
(芸術家の家)内のドヴォルザークホール(969席)で、
6月10日に善久(Zenkyu)が指揮をする「善久(Zenkyu)
オカリナ合奏団(ZOG)」総勢53名のコンサートが開催された。

 1部は「青空のポルカ」で軽快なテンポで始まり、観客の驚嘆した顔と拍手が鳴り響き、次から次へと演奏されるオカリナの大合奏に感激で涙する人までいた。日本の「さくらさくら」「越天楽幻想曲」はプラハ市民が和の音色に魅了され、チェコ人の馴染みのある「上を向いて歩こう」では自然と手拍子がついた。善久(Zenkyu)の「鳥の歌〜カンムリウミスズメ〜」は団員の小林忠雄氏の美しい鳥の鳴き声同様のソロ演奏に大喝采。また、「タンホイザー行進曲」「グローリア」、「Ave verum corpus」と、1部の最後は、チェコの第2国歌とされる「モルダウ」、全10曲を演奏。チェコ人は、「普段オーケストラでしか聴いたことのなかった『モルダウ』を日本人の素晴らしいオカリナの合奏で聴くことができて感激した」と好評であった。


2部は、善久(Zenkyu)のソロ演奏、全13曲。1部でもピアノを演奏した本橋マユミさんとの息の合った素晴らしい共演で、「G線上のアリア」から始まり、ドヴォルザーク作曲「ユモレスク」「4つのロマンチックな小品」より、「ラルゴ」では、ドヴォルザークの名曲をここまでオカリナで表現できるものかと驚愕していた。ガーシュウィンの「プレリュード」は、迫力ある音色がホールに響き渡った。「白鳥」「愛の悲しみ」「トロイメライ」はクラシックを愛するチョコ人の心をすっかり掴んでしまった。日本の曲「春の海」、善久(Zenkyu)のオリジナル曲の「つばめ」「タンチョウ飛翔」、本橋マユミさん作曲「フクロウの森」は大絶賛で、ほぼ満席の観客の途切れない拍手に包まれて、プラハ市民からの花束を受け取り、アンコールは「ホラ・スタッカート」で締め括られた。